リスティング広告とSNS広告を比べてみた

これまでもお伝えしてきたように、広告戦略はあなたのお店や商品をたくさんの人に知ってもらうためにはとても大切です。

よくクライアントさんから、「自分で広告を出してみたけど成果が全く出なかった」というご相談を受けますが

✅正しい設定ができていない

という問題もあるのですが、

✅広告媒体を間違えている

といったケースもあるので

今日は適切なWEB広告媒体の選び方についてお伝えしたいと思います。

2種類のWEB広告

WEB広告媒体は大きく分けて2種類あります。

1つはGoogle広告やYahoo広告に代表される「リスティング広告」

もう1つはFacebook、Instagram、LINE広告に代表される「SNS広告」です。

今回は、「リスティング広告」と「SNS広告」という2つの種類の広告の違いを簡単に説明し

どんな商品やサービスが向いているのかを解説したいと思います。

あなたのお店や商品をたくさんの人に知ってもらうお役に立てれば嬉しいです。

ターゲティングの違い

リスティング広告のターゲティング

リスティング広告は、ユーザーがGoogleやYahooなどのインターネットで何かを調べるときに上部に出てくる広告です。

これは、ユーザーが検索しているため、購買意欲の高い人に向けて配信されます。

例えば、家電、車、スニーカーなどの型番のある商品や

離婚問題やダイエットといった問題を解決するサービスなど、今すぐに欲しい人が多くいる商品やサービスにピッタリです。

リスティング広告は、既に欲しいと思っているユーザーに配信されるため、販売につながりやすいという大きなメリットがあります。

SNS広告のターゲティング

一方、SNS広告はInstagramやTwitterなどのSNS媒体で

友達のSNS投稿の間に出てくる広告です。

投稿の間に表示されるため、自然な形で表示することができます。

SNS広告の最大の利点は「まだその商品を知らない人にも見てもらえる」という点です。

例えば、新しいゲームの告知やおしゃれなデザインの商品、まだ知られていないけれど必要とする潜在ユーザーが多い商品やサービスの宣伝にピッタリの広告です。

それぞれのデメリット

リスティング広告のデメリット

リスティング広告は多くの場合、同業他社も出稿しているので、比較検討されやすいというデメリットがあります。

また、競合が増えると広告の費用が高くなることがあります。

例えば、弁護士系の広告や求人の広告などは大手と競合するため、広告費が高騰しがちです。

SNS広告のデメリット

SNS広告は、興味がない人にはまったく必要のない情報になります。

例えば、特定のビジネスに関連するサービスは必要がない人には不快に感じることもあるので

SNS広告は適切なターゲティングが大切なポイントになります。

広告の形式

リスティング広告の形式

リスティング広告は基本的に文字だけのシンプルな広告です。

シンプルなだけに差別化が難しくなります。

ただ、リスティング広告ではキーワードを選んで広告を出すため、賢くキーワードを選べば効果的な広告です。

SNS広告の形式

SNS広告は、写真や動画など、様々な形の広告があります。

かわいい動画や興味を引く写真など、見ているだけでワクワクするような素材を用意することで反応を高めることができます。

コスト効果の比較

リスティング広告のコスト効果

リスティング広告は主にクリック単価(CPC)で課金されるため

実際に広告をクリックしたユーザーに対してのみコストが発生します。

クリックされなければ広告費がかからないため、うまく運用できれば高いコンバージョン率を出すことができます。

SNS広告のコスト効果

SNS広告は多くの場合、クリック課金方式のほかにもインプレッション課金といって、配信数に応じて課金される方式が選べます。

この場合、クリックされなくても広告費が発生してしまう反面

広告効果が高ければいくらクリックされても広告額が変わらないため、高い費用対効果を出すことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上が、リスティング広告とSNS広告の違いやそれぞれの特徴についての解説です。

どちらの広告を選択するかは、ビジネスや目的に応じて適切な広告媒体を選択することが非常に重要です。

✅リスティング広告は、購買意欲が高いユーザーをターゲットにすることができます。

✅一方、SNS広告は、まだあなたの商品を知らないユーザーをターゲットにすることができます。

これらの大きな違いを考慮しながら、最適な広告媒体を選択して、あなたの商品やサービスを多くの人に知ってもらいましょう。

あなたのビジネスの成功を心から祈っています!